映画「リミットレス」の感想
映画「リミットレス」のあらすじ
ニューヨーク在住の作家エディ・モーラ(ブラッドリー・クーパー)はうだつのあがらない生活をしていた。ある日、エディは脳を100%活性化させる薬を手に入れる。
その薬でエディは超人的な活躍をするようになる。しかし、副作用に悩まされるようになり、事件に巻き込まれるようになる。
映画「リミットレス」の感想
主演はブラッドリー・クーパー。「アメリカンスナイパー」のあの人です。「アベンジャーズ」とか「ハングオーバー」とか「アリー/スター誕生」とか有名な映画に多く出てます。デニーロもしっかりいい役で出てます。
グダグダな生活をしてたブラッドリー・クーパーが脳を活性化する薬を飲んで、活躍しまくるという話です。
漫画のような話なんですが、そこはアメリカ、めちゃくちゃ本気で作ってるんで、かなり面白くしてくれてます。アクションも何気にすごい。
デニーロもデニーロじゃなくてもいいような気はするけど、ラスボス的な感じでいい味だしてます。
こういう映画ってドーピングした人が最後ボロボロになるパターンが多いけど、この映画の主人公のブラッドリー・クーパーは脳を活性化してるんで、やっぱり頭がよく、最後デニーロを出し抜きます。
ブラッドリー・クーパーはそんなにいい人でもなくて、応援したくなるタイプではないけど、なぜかスッキリしてしまう不思議な感じ。
作り方がおかしかったら、かなり駄作になりそうな感じのあらすじだけど、しっかり作りこまれてる感じがすごい。
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映画「マルホランド・ドライブ」の感想
映画「マルホランド・ドライブ」のあらすじ
マルホランド・ドライブで自動車事故が起こる。生き残った女性は記憶を失い、女優志望のベティ(ナオミ・ワッツ)の家にたどり着く。
ベティはこの女性の記憶を取り戻すのに協力することになる。
映画「マルホランド・ドライブ」の感想
マルホランド・ドライブはデビッド・リンチの映画の中で1番好きなやつです。「ツイン・ピークス」みたいな雰囲気があって、色々な場面が印象に残る、何回も観てしまう中毒性のある映画。
主役はナオミ・ワッツ。「リング」「キングコング」「J・エドガー」とかは観たことあるけどそんなに印象に残ってない。この映画のナオミ・ワッツはすごいと思った。
映画の前半はナオミ・ワッツの夢というか空想というか、現実逃避したような世界の中の話。後半は現実の世界の中の話というような感じです。
話の中にデビッド・リンチらしく小ネタのように印象に残る場面が色々しこまれてて、それが全体を不思議な雰囲気にしてて、かなりはまってしまった。
これからもDVDで何回も観ると思います。
映画「ファーゴ」の感想
映画「ファーゴ」のあらすじ
ジェリー・ランディガード(ウイリアム・H・メイシー)は、多額の借金を返済するため、妻ジーンの狂言誘拐を計画し、義父からお金を奪い取ろうとする。
狂言誘拐を2人組のチンピラに頼んだジェリーだが、2人組は狂言誘拐の途中、警察官や、関係ない若者を殺したりして、計画はうまく進んでいかない。
この殺人事件に臨月の警察官マージ・ガンダーソン(フランシス・マクドーマンド)が捜査をすることになる。
映画「ファーゴ」の感想
コーエン兄弟の映画。「ノーカントリー」はかなり面白かった。
主演のフランシス・マクドーマンドは最近「ノマドランド」でアカデミー主演女優賞とってました。
偽装誘拐から流れで殺人事件になってしまう話。フランシス・マクドーマンドが捜査するけど、キャラが際立ってて面白い。
ウイリアム・H・メイシーやスティーブ・ブシェミやピーター・ストーメアが犯人役。みんな個性的。色んな映画でよく見かける顔だけど、この映画ではよさがでてると思う。
偽装誘拐考えたウイリアム・H・メイシーも、雇われたスティーブ・ブシェミとピーター・ストーメアもかなりいかれてて、暴力的な場面も結構やばめです。フランシス・マクドーマンドとの絡みも見応えある。
あらすじは簡単だけど、出てる人のキャラがすごくて、すごい映画になってる。
映画「死霊館」の感想
映画「死霊館」のあらすじ
7人家族のペロン一家が田舎の古い一軒家に引っ越しする。引っ越しした翌日からペロン一家の家に怪奇現象が起こるようになる。
この怪奇現象に耐え切れなくなったペロン一家は有名な超常現象のウォーレン夫妻に助けを求める。ウォーレン夫妻はペロン一家にとりついた悪魔からペロン一家を助けようと奮闘する。
映画「死霊館」の感想
実際あった話を再現した映画みたい。
監督はジェームズ・ワン。あの「ソウ」シリーズの監督。主演はヴェラ・ファーミガ。「ディパーテッド」のヒロインで知った。ドラマ「ベイツモーテル」はかなりハードな内容で面白かった。
今まで観たホラーで一番怖かったかも。2回くらいびっくりするくらい怖い場面があった。
ストーリーは「エクソシスト」みたいな感じ。悪魔にとりつかれた家族をウォーレン夫妻が助けてきれる。
最初は家族だけで悪魔にやられまくってて、本当に絶望的な感じ。
でも、ウォーレン夫妻の団体が助けに来てくれて本当によかった。家族だけだったらと思うと恐ろしすぎる。
この「死霊館」シリーズになってるみたい。観てみたいけど、1人で観るのはやめよう。
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映画「フライト・ゲーム」の感想
映画「フライト・ゲーム」のあらすじ
航空保安官のビル・マークス(リーアム・ニーソン)は任務でロンドン行の飛行機に乗ることになる。
この飛行機が飛行中にビルに指定の口座にお金を振り込まなければ、20分ごとに機内の誰かを殺すというメールが入る。
ビルは犯人を捜そうとするが、次々に人が殺害されていく。
映画「フライト・ゲーム」の感想
リーアム・ニーソン主演。シンドラーですね。忘れかけてるけど「スターウォーズ エピソード1」のクワイガンジンがかっこよかった。
相手役はジュリアンムーア。「めぐりあう時間たち」はよかった。「ハンニバル」のクラリス役が印象に残ってる。
監督のジャウム・コレット・セラとリーアム・ニーソンはよくコンビ組んでて、「アンノウン」「トレイン・ミッション」も面白かった。
飛行機の中の話で、普通のハイジャックとは少し違った感じ。心理戦がすごい。犯人の計画がすごくて、リーアム・ニーソンはピンチの連続。
犯人最後までわかりません。ちょっとしたどんでん返しもある。最後は迫力があって見応えありでした。飛行機のパニックものでは、今までで一番面白かったかも。
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映画「幸せのレシピ」の感想
映画「幸せのレシピ」のあらすじ
レストランの料理長ケイト・アームストロング(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)は料理の腕はいいがコミュニケーションが苦手で、お客さんとのトラブルもよく起こす。
ある日、ケイトに会いにこようとした、姉クリスティーンと姪のゾーイが交通事故に合う。この事故でクリスティーンは亡くなってしまう。ケイトは無事だったゾーイと一緒に暮らすことになる。
レストランを休んでいた間副料理長としてニック(アーロン・エッカート)だ雇われていた。ニックは料理の腕もよく、明るい性格で、うまくまわりに溶け込んでいた。
ケイトはゾーイとなかなかうまく付き合えなくて悩んでいた。そんな時、ゾーイとニックが仲良くなり、ケイトもニックと距離が近くなっていく。
映画「幸せのレシピ」の感想
キャサリン・ゼタ・ジョーンズとアーロン・エッカートのほっこりする映画。
キャサリン・ゼタ・ジョーンズは気の強いシェフ役がすごく合ってた。あいかわらずおきれいでした。
「ダークナイト」のハービーデント役でいい味だしてたアーロン・エッカートは楽しくていい人の役。この映画ではハッピーエンドでよかった。
最初は少し重たい感じの話だったけど、アーロン・エッカートが出てきたあたりから、明るい雰囲気変わってきた。
最後はみんな幸せになってすっきりする。なんかよくある感じの話だけど、こういうのを望んでる自分がいる。
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映画「第9地区」の感想
映画「第9地区」のあらすじ
南アフリカの上空に突然宇宙船が出現した。宇宙船の中には数多くのエイリアンの難民があふれていた。難民のエイリアン第9地区と呼ばれる地域に隔離されることになる。
時が過ぎ、エイリアンの増加により、第10地区という場所にエイリアンたちを移住させようとしていた。
その移住の指揮をとっていたヴィカス(シャートル・コプリー)は、エイリアンのクリストファー・ジョンソンの家で謎の液体をかぶってしまう。
ヴィカスはその液体のせいで、身体だ徐々にエイリアンに変化していく。
映画「第9地区」の感想
南アフリカが舞台のSF映画ってめずらしい。設定とかも変わってる。
主演のシャートル・コプリーは「オールドボーイ」や「マレフィセント」の出演してます。前半のちょっと嫌味な感じの演技はすごくはまってました。
エイリアンの難民を保護するという話を、ドキュメンタリータッチで描いている、今までにない感じの映画。
エイリアン達は第9地区という隔離された場所で生活してます。エイリアンは「エビ」と呼ばれていて、なんとなく見下したような感じの雰囲気。見た目は昆虫のようで、結構こわい。大きいし。隣に住んでたら、やっぱりいやだな。
主人公のヴィカスのしゃべりや態度はエイリアンでなくても、ちょっとイラっとするかも。でも、ヴィカスは有能な感じ。ヴィカスがエイリアン化する様子は、昔の映画「蠅男の恐怖」みたい。
登場人物も個性的な人が多く、ギャングのボス、オビサンジョは、エイリアンの武器使えないのに収集し、エイリアンの死体まで食べちゃう強烈キャラクター。最後はこっぱみじんになっちゃいますが、すごい印象に残る。
エイリアン達、基本こわいけど、クリストファーの子供はなんかかわいい。なんか癒されます。ネコ缶もおいしそう。
観たことないエイリアン映画で、最初から最後まで、楽しめる。ラストも哀愁が漂っててすごく好き。
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映画「イコライザー」の感想
映画「イコライザー」のあらすじ
ホームセンターで働いて、平凡な生活を送っている、ロバート・マッコール(デンゼル・ワシントン)は面倒見もよい周りのもの皆に慕われる存在。
ロバートは行きつけのレストランで情婦のアリーナ(クロエ・グレース・モレッツ)と知り合いになる。ある日、客に暴力をふるったアリーナは、元締めのロシアンマフィアの連中に激しい暴行をうける。
それを知ったロバートは、そのロシアンマフィアの連中に復讐をする。ロバートは元海兵隊の凄腕特殊工作員だった。
この事件をきっかけにロバートはロシアンマフィアに狙われるようになる。
映画「イコライザー」の感想
「デンゼル・ワシントン主演」これだけでなんかおもしろそうな感じ。デンゼル・ワシントンは、もうどれが代表作かどうか、よくわからないくらいくらいたくさん映画に出てる。
自分が印象に残って好きなのは、「マルコムX」、「ボーン・コレクター」、「悪魔を憐れむ歌」とか。まだまだ色々な映画に出てくれそうなんで、すごく楽しみ。
デンゼル・ワシントン、もとCIAの凄腕捜査員で正義の味方。悪いことした人には結構厳しい。というより、かなりえげつなくやっつけてくれます。さすがもと凄腕捜査員。はっきり言ってめちゃくちゃ強い。圧倒的で期待を裏切りません。
この圧倒的な感じが、この映画の見所かも。 こいういうの、意外とありそうでないから、安心して楽しめる。変身したりするわけではないけど普段と戦闘モードとのギャップがすごくてかっこいい。
正義の味方デンゼル・ワシントンがかなりあさざわえる。 この「イコライザー」おもしろかったんで、「イコライザー2」も観てみる。
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映画「ウインド・リバー」の感想
映画「ウインド・リバー」のあらすじ
ウインド・リバーはインディアンの居留地。ハンターのコリー・ランバート(ジェレミー・レナー)は雪一面の野原で少女のナタリーの死体を発見する。
地元の警察はFBIに捜査を依頼するが、FBIから派遣されたのは、女性新人捜査官のジェーン・バナー(エリザベス・オルセン)だった。
特殊な環境で捜査がなかなかすすまないジェーンは地元に精通しているコリーに協力してもらうことになった。
映画「ウインド・リバー」の感想
アメリカの闇の部分を描いた映画。実話ではないけど実話のようなリアルさ。緊迫感のあるクライム映画。
ジェレミー・レナーとエリザベス・オルセンのアベンジャーズコンビが全く違う役の映画で、渋い演技をしています。
ネイティブアメリカンの居留地のウインド・リバー。この、ウインド・リバー、大自然に囲まれてすごく美しい景色だけど、映画を観てるとだんだん異様な雰囲気の景色に見えてくる。 なんか、ドキュメンタリーのような感じがするくらい、たんたんとした感じで話は進みます。
それが、妙にインパクトあるというか、印象に残る。 犯人はサイコ的な猟奇的な人間ではなくて、ごく普通の人間。その普通の人間が環境や集団心理で恐ろしい犯罪をする。殺人する動機もなく、ノリで凶悪犯罪をやっちゃいます。これ、本当にこわい。人間の悪の部分を見せられてるような感じ。
この、ウインド・リバーという舞台が引き起こしたところもあるので、白い雪景色が、恐ろしい事件と重なって、殺伐とした、気持ちの悪い景色に見えてくる。
最後、主人公のコリーが敵をとってくれてよかったと思ってしまう。それほど、ひどい犯罪。でも、コリーの行動も簡単に闇に葬り去られるのもこわい。そういう意味でもちょっと複雑な感じ。 秩序のない世界で、人間の悪い部分が生々しくみえて、しみじみ怖い映画。
映画「グリーンブック」の感想
映画「グリーンブック」のあらすじ
ニューヨークのナイトクラブの用心棒をしていた、トニー・リップ・ヴァレロンガ(ヴィゴ・モーテンセン)は、ナイトクラブの改装のため一時職を失う。
そこでトニーはコンサートツアーの運転手を探しているアフリカ系アメリカ人のピアニストのドン・シャーリー(マハーシャラ・アリ)に雇われることになる。
映画「グリーンブック」の感想
この「グリーンブック」全然知らなかったけど、アカデミー作品賞獲ってるんで、おもしろそうと思い、軽い気持ちで観てみてみた。
監督のピーター・ファレリーは、「メリーに首ったけ」とか「ジム・キャリーはMr.ダマー」とかを面白いコメディ撮ってます。このへんの映画も、以外と好きですが、この「グリーンブック」が代表作になりそう。
「差別」が大きいテーマのひとつになっていて、少し重たい感じもしますが、スッキリする映画。
イタリア系アメリカ人のトニーが運転手となって、黒人の天才ピアニストのシャーリーと黒人差別のきびしい南部へ、コンサートツアーに行くという話。
ちょっと「手錠のままの脱獄」のシドニー・ポワチエとトニー・カーティスを思い出す。知的なシドニー・ポワチエがシャーリーとかぶる。
シャーリーは天才ピアニストで、ステージでピアノをひくとすごいかっこいい。映画の中の演奏もしびれる。そんなシャーリーもステージをおりると、あつかいが、ただの「黒人」になってしまい、ギャップに驚く。
最後のコンサートで、コンサートをするレストランで食事することを断られたシャーリーにトニーが「こんなクソな店で食事するのはやめよう」って言ってくれてスッキリ。トニー最高。
1960年代で、こういうことが普通にあったと思うと、本当に怖い。
最後、シャーリーがトニーの仲間と打ち解けとてもいいクリスマスになりました。こういう当たり前の風景がやっぱりいい。
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