映画の感想ブログ

家でコーヒー飲みながら、映画観るのが好き。

映画「第9地区」の感想

映画「第9地区」のあらすじ

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南アフリカの上空に突然宇宙船が出現した。宇宙船の中には数多くのエイリアンの難民があふれていた。難民のエイリアン第9地区と呼ばれる地域に隔離されることになる。

 

時が過ぎ、エイリアンの増加により、第10地区という場所にエイリアンたちを移住させようとしていた。

 

その移住の指揮をとっていたヴィカス(シャートル・コプリー)は、エイリアンのクリストファー・ジョンソンの家で謎の液体をかぶってしまう。

 

ヴィカスはその液体のせいで、身体だ徐々にエイリアンに変化していく。

映画「第9地区」の感想

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南アフリカが舞台のSF映画ってめずらしい。設定とかも変わってる。

 

主演のシャートル・コプリーは「オールドボーイ」や「マレフィセント」の出演してます。前半のちょっと嫌味な感じの演技はすごくはまってました。

 

エイリアンの難民を保護するという話を、ドキュメンタリータッチで描いている、今までにない感じの映画。


エイリアン達は第9地区という隔離された場所で生活してます。エイリアンは「エビ」と呼ばれていて、なんとなく見下したような感じの雰囲気。見た目は昆虫のようで、結構こわい。大きいし。隣に住んでたら、やっぱりいやだな。

 

主人公のヴィカスのしゃべりや態度はエイリアンでなくても、ちょっとイラっとするかも。でも、ヴィカスは有能な感じ。ヴィカスがエイリアン化する様子は、昔の映画「蠅男の恐怖」みたい。

 

登場人物も個性的な人が多く、ギャングのボス、オビサンジョは、エイリアンの武器使えないのに収集し、エイリアンの死体まで食べちゃう強烈キャラクター。最後はこっぱみじんになっちゃいますが、すごい印象に残る。


エイリアン達、基本こわいけど、クリストファーの子供はなんかかわいい。なんか癒されます。ネコ缶もおいしそう。

 

観たことないエイリアン映画で、最初から最後まで、楽しめる。ラストも哀愁が漂っててすごく好き。